料金設定と支払方法,感染症予防についての考え方

●料金設定(項目)

 ※当事業所は、インボイス制度には対応しておりません。

  金額は、税込みで表記させて頂いております。

 多くの事業所は、「あなたの相談日は、毎月1回○日の○時~○時。料金は、○円(或いは無料)です。」というように、相談回数や時間を指定して、「契約」を交わしていると思います。当事業所の場合は異なります。

 当事業所が考える「契約」は、「提供した行為に対して、定められた料金を支払って頂くこと。」のみです。回数や時間等は、その方が直面している課題の内容やメンタルの状態、その方のご希望によっても異なるのが当然と考えているので、回数や時間を制限するということは行うべきではないと考えています。当事業所が、料金を頂きたいと考えている行為は、4つございます。①相談対応、②訪問・同行対応、③月10回を超えるメール・電話・SNS対応、④研修講師等です。以下、それぞれについて詳しくご説明させて頂きます。

相談対応

 1回の相談時間は1時間程度。相談1回につき1,100円を基本にしています。

 多くの事業所は、時間で料金を算出されているかと思いますが、当事業所は時間を基準にはしません。相談は、「私とあなた」のやり取りだから。つい、支援者側が話し過ぎてしまうこともあるかもしれないし、支援者の説明が要領を得ず、伝わりにくかったことで時間を費やしてしまうこともあるかもしれない。

 また、クライエントの障害等の影響で、言葉がなかなか出てこない、聞き取りづらいという不可抗力的な事情がある場合もある。展開によっては、クライエントにとって話しづらいことを、「避けては通れない」と、話して頂くよう支援者側がお願いする場合もあるかもしれない。

 そのような個別の(もしかしたらこちらの責任かもしれない)事情を一切無視して、「時間超過したので。」と料金を頂くことは、フェアではないですよね…。なので、『1回1,100円』という設定にさせて頂いています。ただ、お話がかなり長くなりそうな場合は、支援者側から、「今日はこのくらいにして、また次回お話しませんか?」と提案させて頂くことはあるかもしれません。

 また、長めに(1時間以上)時間を取って欲しいというご要望がおありの場合は、事前にご相談頂ければ、予約状況等によって可能な場合は、そのように対応させて頂く代わりに、1,100円超の料金を頂くということはあるかもしれません。

訪問・同行対応

  相談・同行対応については、①の相談対応料金に追加する形で、往復の交通費(実費・実際に掛かった金額)を頂戴致します。なお、公共交通機関若しくは社用車の利用が基本であることは重々承知しておりますが、代表者が身体障害を有している関係で、場所・時間等によってはタクシー(1割の障害者割引あり)を利用させて頂く場合があることをご了承頂けますと幸いです。

 なお、ご予約時に訪問方法についてはあらかじめご相談させて頂き、おおよその交通費を提示させて頂ければと思います。ちなみに、タクシーの領収書(レシート)については、請求が完了し、お支払いを確認するまで、保管致しますので、必要であれば申し出て頂ければ提示させて頂きます。

月10回を超えるメール・電話・SNSメッセージ対応

クライエントの中には、次回の相談日まで「待つ」ことが苦手であったり、不安が高まりやすい、気持ちが沈みやすい、繋がっている実感を得たい等で、頻回にメールや電話、SNS等での繋がりを求めてこられる方もいらっしゃるかもしれません。それは、障害特性や成育歴、又はこれまでの人生でそれ程辛い体験をされた・或いは今現在そのような心境ということが背景にあってのことだと思うので、当事業所はそれを悪いとも、否定すべきとも思いません。

但し、私たち支援者も人間なので、正直「しんどいな…。」と思ってしまうことはあるかもしれません。ごめんなさい。なかには、そういったクライエントに対して、厳しい口調で叱責したり、感情的に非難する、場合によってはブロック機能等を使い、関係を絶つ支援者も残念ながらいらっしゃるようです…。

 でも…。強い叱責や非難を浴びせたりブロック等をすることによって、そのクライエントを更に追い詰めたり、場合によっては孤立無援・四面楚歌状態に追い込んでしまうかもしれない。「福祉は💖」を信条とする当事業所にとって、それは何としてでも避けたい。でも、「人間」としてのしんどさもある…。

 そこで、このジレンマから脱却するために、頻回なメールや電話、SNSメッセージに関しては、料金を頂くということにさせて頂きました。

 具体的には、折り返し、返信、という形で、「当事業所からお客様宛に発信した」メール等の回数がひと月(1日~末日)の間に10回を超えた場合には、超えた回数分の相談料金を請求させて頂きます。

 例

 ○10回のメール返信等の場合:(10-10)×1,100=0  請求なし

 ○13回のメール返信等の場合:(13-10)×1,100=3,300  3,300円の請求

 ○30回のメール返信等の場合:(30-10)×1,100=22,000  22,000円の請求

 ※なお、メール等の内容(予約日時の変更希望に対する応答,愚痴や寂しさ等の訴えに対する返信)等は問わず、当事業所からの「ひと月間の返信・折り返し回数」のみによって、判断させて頂きます。

 ◎もしも、これによって(毎)月の支払額がかさみ苦しくなってしまったという場合には、躊躇せずご相談下さい。

  支払の免除や減額は、いかなる場合でも認めることはできませんが、支払期日の延長や分割のご相談にはいくらでも応じさせて頂きます。

 そして、そんな時こそ、こちらから対面相談をご提案させて頂き、お互いが話し合い、納得した上での少しの我慢(1日(回)だけメール送信等を我慢してみる)だったり、寂しさ等を紛らわせる(他の)方法を一緒に考えさせて頂きたいと思います。

研修講師等

 研修講師等は、あらかじめ日時が明確に設定されていることが通常と思いますので、1,100円×時間分の料金(例:2時間の研修等依頼であれば2,200円,6時間であれば6,600円)を頂戴致します。

支払方法

 当事業所は、ひと月間(1日~末日)の提供行為の合計額を、翌月1日~末日までにお支払い頂く事を基本としております。(例:2024年4月1日~4月30日までの提供行為の合計額を2024年5月1日~5月31日までにお支払い頂く。)

 請求行為の流れ

 毎月1日~10日 請求金額の確定。請求書の送付。

  (請求書は可能であれば、メールに添付する形で発送させて頂けると大変助かります。)

   ※ご希望があれば郵送による発送、訪問によるお届けも対応致しますが、郵送の場合は請求額に84円(切手代)を上乗せして請求させて頂きます。訪問によるお届けの場合は、次月請求にて、お届け時の往復の交通費を請求させて頂きます。訪問の場合、訪問日時については応相談させて頂く場合があります。必ずしもご希望の日時に訪問出来ない場合があることをご了承下さい(11日以降になる場合もございます)。

  

請求書到着~末日まで 請求金額のお支払いをお願い致します。

 口座振込にてお支払い頂けると有難いですが、ご希望により持参、集金訪問も承ります。

  ○口座振込(恐れ入りますが、振込手数料は各自ご負担下さい。)

   ※振込先口座

    香川銀行 とおりまち支店(店番:105)

     口座番号:1326753(種別:普通預金)

     口座名義:むら ゆう

 ○持参

  恐れ入りますが、事前に持参(来所)日時をご連絡の上、お越し願います。

 ○集金訪問

  訪問による集金の場合は、次月請求にて、集金時の往復の交通費を請求させて頂きます。訪問の場合、訪問日時については応相談させて頂く場合があります。必ずしもご希望の日時に訪問出来ない場合があることをご了承下さい。

お支払い確認後~次月5日まで 領収書の発送

 ※特に口座振込によるお支払いの場合、領収書は可能であれば、メールに添付する形で発送させて頂けると大変助かります。持参、集金訪問によるお支払いの場合、事前にお申し出頂ければお支払い頂いた当日に、領収書を紙媒体でお渡しさせて頂くことも可能ですし、後でメール添付にて発送させて頂くことも可能です。

 ※口座振込によるお支払いの場合でも、ご希望があれば郵送による発送、訪問によるお届けも対応致しますが、郵送の場合は次月請求額に84円(切手代)を上乗せして請求させて頂きます。訪問によるお届けの場合は、次月請求にて、お届け時の往復の交通費を請求させて頂きます。訪問の場合、訪問日時については応相談させて頂く場合があります。必ずしもご希望の日時に訪問出来ない場合があることをご了承下さい(次月6日以降になる場合もございます)。

  持参、集金訪問の場合の領収書の郵送による発送、訪問によるお届けに関しては、できましたらご容赦頂けますと有難いです。どうしてもと仰る場合は、対応させて頂きますが…。切手代或いは往復の交通費を次月請求にてご請求させて頂くことになってしまいますので、結果的にお客様のご負担が増えることになってしまいます…。

 ◎いかなる理由があろうと、支払いの免除、減額のご相談に応じることはできません。それを行ってしまうと、当事業所自らがお客様との契約を放棄する。つまり、お客様との大切なお約束を破るということになってしまうから。ただし、支払期日の延長や分割のご相談にはいくらでも応じさせて頂きます。当事業所としては、他社よりも幾分か安価な料金設定にさせて頂いているつもりではありますが、それでも相談支援や訪問回数、メール等相談の回数がかさむと、出費もそれなりにかさんでしまうこともあると思いますし、その方やご家庭の状況によって、同じ金額でも「高い、苦しい。」と感じてしまうときもあると思います。そんな時は、どうか、躊躇なくご相談頂きますようお願い申し上げます。

 当事業所がいちばん大切にしたいことは、決してお金を頂くことではありません。社会福祉士相談所として、支援を必要とする、或いは支援を求める香川県民に支援を提供することです。

 「お金はいらないから。」とは言ってあげられないけれど、「お金は急がないから。いつでも良いから。」とは言うことができます。まずは、支援を受けてご自分やご家族の状態を安定させる。或いは元気になる。お金のことは、それからで何ら遅くありません。

●当事業所の感染症予防についての考え方

 当事業所は、「お客様に表情をお見せしてお話することが大切」と考えておりますので、基本的にマスク着用は致しません。また、ご高齢の方や聞き取り辛さを有している方にとっては、話し手の口元を見ることで、聞き取り辛さを補っている場合があることも理解しております。

 但し、事業所内には常時マスクを備えておりますし、訪問・同行相談の場合にも、常時マスクを携帯した上で訪問・同行させて頂きます(当然、医療機関等訪問・同行先にてマスク着用を求められた場合には、着用させて頂きます。)。ですので、マスク着用のご要望がある場合には、遠慮なくお申し付け頂ければと思います。

 なお、当事業所は感染予防においては手洗い(或いは消毒)が重要と考えておりますので、特にご自宅へご訪問させて頂く場合には、到着後相談支援を開始させて頂く前に、手洗い場と石鹼を使わせて頂き、手洗いを行わせて頂いてから相談支援を開始させて頂けますと、大変ありがたく存じます。

 

  

  

 

 

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