こんにちは。「社会福祉士相談所 LOVE」です。
今週の事業所広報紙をUp致します。
なお、今週号の内容は…。
○集計方法の改善よりも大切なこと
○インフルエンザ警報発令
○今のままでは「負担」になるわ…。
○当事業所主催研修会のご案内
となっております。
PDFファイルをダウンロードしてご確認下さいませ💖
※今号の「最近の福祉におけるキニナル話題(福祉の旬トピ🌟)」の内容は、もしかしたら、一般の方、障がい当事者の方、障がい者雇用を行っている事業所の方、福祉関係者の方問わず、「知らなかった。」という方が多いかもしれません。
特別支援学校を卒業された障がい当事者の方にとっては、少なからずショックに感じてしまう事実かもしれません。当事業所代表自身も数年前に初めて知った時は少なからずショックだったことを覚えております。
でも、もしも障がい者の置かれている現状を「変えたい」と願うならば、「事実」を知らないと踏み出すことも出来ないと思い、あえて書かせて頂きました。
当事業所代表に当てはめるならば、当事業所代表は特別支援学級が併設された(普通)「小学校」を卒業しています。中学、高校は特別支援学校で過ごし、大学を卒業したので、言ってしまえば「小学校」を卒業して、「飛んで」大学を卒業したということになります。
それだけを見ても、「小、中、高」と順に進んで大学を卒業された多くの方と比べれば、かなり特異な背景を持っている人間と言えるかもしれません。学歴の視点だけで見ても、小中高大と順に進んだ方、義務教育を修了し高卒認定試験を受験し大学に進んだ方、社会人入試を受けて大学に入られた方、といろいろな方がいらっしゃる。勿論、私のような経歴を持った人もいる。
何を伝えたかったかと言うと、「この社会には多様な背景を持った方」が一緒に生きているということ。同じ大学卒業者でも、背景が違えば見てきた世界が違うかもしれない。当事業所代表と、小中高と進んで大学を卒業した方とでは同じ「大卒」でも基礎学力(知識量)という面では大きな差があるかもしれない。
例えば、当事業所代表の経歴を知り、「実質小学校しか出ていないのか。」という見方も出来るかもしれないし、「そういった背景を持っているのであれば、指導等の際に出来るだけ優しい言葉を使った方が伝わりやすいかもしれない。」と考える方もいるかもしれないし、「相手の理解を丁寧に確認しよう。」と考える方もいるかもしれない。「え?大卒でどうしてこれが解らないの?」と疑問に感じていたことが理解出来るかもしれない。
こういった話は、専門職(資格)である、ないに関係なく、解る(解ろうとする)方には解って頂けるだろうけれど、そうでない方には解らないかもしれない。少しでも解って頂ける(解ろうとして下さる)方が増える社会になることを願います。
どんな道のりを経ての今があるかを考慮されず、結果社会に出たら、成人していれば、「社会人ですよね?」、「もう大人なんだから!」というような一律の見方をされる社会は、かなりしんどい社会ですよね…。

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