こんにちは。「社会福祉士相談所 LOVE」です。
4月の活動報告を記します。
4月は新年度開始直後だったためか、2月の主催研修会開催後の助成金関係事務処理も3月で終え、一区切りついたためか、当事業所代表の気持ち的にゆったりとした日々を過ごしていたように思います。事業所運営は究極の長期戦。燃え尽きてばててしまったり、力尽きて継続出来なくなってしまうことがないように、小さめのエネルギーを継続して「出し続けていく」ことが大切ですね♪
そんな中で特筆すべきこととしては、「外国にルーツのある子ども・若者のキャリア支援を考える」連続セミナーと、「知的障害・発達障害のある方の障害年金申請」に関するセミナーを受講したことになろうかと思います。
連続セミナーでは、外国にルーツのある児童・生徒の教育(学力・日本語含む)に関する課題や、在留資格のこと等について学びました。日本は国の方針として、外国籍の方々を「労働力として」受け入れる方針を採用しているために、外国籍の方々が日本で「生活」していくためには、在留期限や在留資格、就労の可否、就労許可時間等守らなければならないルールがたくさんあるし、うっかり破ってしまったら、最悪の場合強制送還(帰国)させられてしまうことになるし、税金の滞納や交通法規の違反に関しても、日本人から見ても「厳し過ぎやしないか。」と感じる厳格なルールが敷かれている。
個人的にはソーシャルアクションを起こしていくべき課題と考えますが、アクションが実るまでには多くの場合、途方もなく長い時間が掛かってしまう。まずは、現行のルールをしっかりと理解して、正確かつ迅速な対応を行う必要がある。私たちが「うっかり」対応を間違えてしまうことで、その方の人生が変わる。最悪の場合犯罪者とみなされてしまう。そのことをしっかりと心に刻んでおかなければならないと思わされました。
障害年金については、障害種別や疾患(障害)名ではなく、「日常生活の大変さ」と、「就労の大変さ」で判断されるので、単なる就労の有無だけではなく、業務内容や勤務時間・日数、支援や配慮を受けているか等、詳細に聞き取り申請支援に活かす必要があることを学びました。
昨年の生活福祉資金貸付制度に関する相談の際もそうでしたが、障害年金の場合も利用する制度は違えど、詳細な聞き取りが必要という共通点に気付くことが出来ました。
年度初めはややゆったりとしたスタートでしたが、本年度当事業所は2年目を迎えるので、これからまた、ギアを挙げていきたいと思います。
また、具体的な計画をこれから詰めて準備していく段階なのですが、9月中旬を目途に、認知症に関する当事業所主催研修を開催したいなと考えてはいますので、準備が整ったらまた、周知させて頂きたいと考えております。
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