こんにちは。「社会福祉士相談所 LOVE」です。
7月の活動報告を記します。
7月は、『在宅ケア・ハラスメント対策ラボ』という動画に偶然出会い、在宅ケア現場での暴力・ハラスメントについて、理解を深めることが出来ました。
当事業所代表自身が障がいを持っているということも関係しているのかもしれませんが、当事業所代表は、「専門職(支援者)であるならば、クライエントのある程度の暴言や暴力は、広く大きな心で受け止めるべき。クライエントの抱える障害やそこから派生する生き辛さに想いを馳せるべき。」という考えを持っておりました。
ですが、この動画を視聴して、その考え方はとんでもなく誤った考え方であることを理解することが出来ました。
また、「クライエントが暴言や暴力といった表出方法をされるのは、私たち支援者側の対応・支援に何がしかの不満があるから。満たされていないから。私たち支援者が完璧な対応・支援をすることが出来れば、クライエントは不満を抱くことはなく、結果として暴言や暴力も起きない(なので許容するべき。責任は支援者側にあるのだから。)。」と考えておりましたが、それも全くの誤りでした。
仮に私たち支援者側の対応・支援が不充分であったとしたなら、そのことはしっかりと反省し改善していく必要があるけれど、だからと言って、その支援者が殴られようがなじられようが、性的嫌がらせを受けようが構わない、やむを得ないということにはならない。支援の不充分さと、暴力・ハラスメントに関しては全く別の話であり、しっかりと区別して対応していく必要があることを学ぶことが出来ました。
この動画、当事業所代表は幸運にも無料視聴期間中に視聴することが出来ましたが、現在は有料になっているようです。それを承知の上で、とてもお勧め出来る内容と思いますので、提供元に了承を得た上で紹介させて頂きました。
但し…。もしかしたらこれも当事業所代表の考え方が間違っているのかもしれないけれど、昨今何かと話題に上がりがちな、「カスタマーハラスメント」に関しては、一方的に当事者に落ち度があるのか?事業所側の説明不足が多分にあるのではないか?という思いを持っております。
そのあたりのことをブログ記事として記してみたので、もし宜しければご一読頂けると嬉しく思います。専門職(支援者)、事業所の皆様からのご意見等頂けると、とても嬉しく思います。
「お互いの歩みより」って言うけれど…。(「カスタマーハラスメント」に対する違和感)
最後に、このところ毎月取り上げている「認知症研修」についてですが、ようやく開催日時(9月21日(日)14:00~15:30)が決まり、先月半ばより申込受付を開始することが出来ました。また、会場である、「高松市生涯学習センター まなびCAN」様にもチラシ兼参加申込書を置かせて頂けました。この場を借りて感謝申し上げます。
まだ申込を開始して10日程度ですので、まだまだ余裕があります。皆様のご参加をお待ちしておりますので、宜しくお願い致します。
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