「支援者による二次被害」は許せないよね…。

 こんにちは。「社会福祉士相談所 LOVE」です。

 今週の『福祉新聞』に「被虐待者64%が二次被害 支援現場の研修義務化提言<民間団体調査>」という記事が掲載されていました。

 ちなみに、一般に次の10項目が『ACE』に該当するとされています。

 ①身体的虐待

   殴る、蹴る、押す、叩く、道具で打つなど、身体的な暴力。

 ②心理的虐待

   怒鳴る、侮辱する、無視する、脅すなど、言葉や態度による精神的な暴力。

 ③性的虐待

   子どもに対する性的接触、性的行為の強要、わいせつな言動など。

 ④身体的ネグレクト

   子どもに必要な食事・衣服・衛生・医療などが提供されない状態。

 ⑤情緒的ネグレクト

   愛情、安心感、承認、会話、感情的つながりが著しく欠如している状態。

 ⑥家族の精神疾患

   親や同居者が精神疾患を抱えていた場合。

 ⑦家族のアルコール・薬物依存

   親や同居者にアルコール・薬物依存があった

 ⑧家庭内暴力

   家族が配偶者・パートナーから暴力を受けていた状況を子どもが目撃・同席していた。

 ⑨親の離婚・別居

   両親の離婚、または長期別居により安定した養育環境が損なわれた経験。

 ⑩家族の服役

   親または同居家族が刑務所に収監された

 実は、当事業所代表も親に相当厳しく育てられた記憶があります…。もし興味がある方は、当事業所代表の個人FBページ(「田村 遊」でFB検索するとヒットすると思います)に、2025.11.3に投稿しているので宜しければお読み下さい。まぁ。当事業所代表の場合は、神経発達症(いわゆる「発達障害」)のグレーゾーン(即ち育てにくさ)があるので、一概に親だけに原因があるとも言えませんが…。『ACE』の基準に当てはめてみると…。

 ①は「暴力」として叩かれたことはないけれど、体罰は当たり前に容認されていた時代だったので、たくさん叩かれました。

 ②も悪意こそなかったと思うけれど、当事業所代表の親は割と「怒鳴る」(大きな声で叱る)人でした。

 ⑤は、たくさん怒鳴られたのと、情緒的な言葉掛けよりも現実的に対処することに重きを置く人でしたね。

 ⑨は離婚や長期別居はなかったけれど、資料によっては「死別」が含まれているものもあり、当事業所代表は13歳で父親と死別しています。※ちなみに『ACE』は日本語では小児期~と訳されますが、0歳~18歳までの期間が対象と考えられています。

 お待たせしました。ここからがようやく今回の記事で書きたかったことに移れます…。

 当事業所代表は、ずっと自身の障害は、『脳性麻痺』という身体障害のみだと思っていましたが、7~8年程前に、いろんなことが「上手くいかない・しんどい」という想いを抱くことが増え、「もしかしたら自身は神経発達症かも…。」と考えるようになり、検査を受けた結果、グレーゾーンと診断されました。

 診断前後の時期は、いろんなことで強烈に『不安感』を覚えることが増え、当時信頼していた職能団体の先輩方にたくさんお話を聞いてもらいました。こちらとしてはそう認識していましたが、実際には一方的に相当な高頻度でメールやSNSメッセージを送りつけ、「止めて。控えて。」の声も届かず相手をバーンアウトさせてしまった。それで、SNSやメッセージをブロックされた方々も複数名いらっしゃいます…。今でこそそう(こちらにも非があったよね)認識することが出来ますが、その当時の強烈な不安感でいっぱいの私からしたら、「満足に支援(対応)してくれなかった」という怒りと、ブロックされた傷つきと哀しさ、しんどさの上乗せのため、別の方にまた同じことをして、同じ結果になって…。という繰り返しの時期でした。そんなことを数名の方と繰り返し、「もう(「新しい人」探しは)止めよう。」とは思えましたが、未だ自身の非という部分には想いが至らず、自身の苦しさでいっぱいだった私は、「私より相当経験豊富な専門職のくせに、この対応は何なのだ。腹立たしい!人と関係を結ぶ専門職が、ブロックという関係を絶つ手法を使うとは何事か!」という「相手に対する怒り」の感情だけでした…。

 この話、実際には「こちらにも、あちらにも、それぞれに非がある。カンペキな人間はいない。お互い様。」という話だと思います。だけれども、その過程において結果として、「支援者による二次被害」が起こっている。それも、複数の支援者から、何度も何度も起こっている…。

 現に、「自身が神経発達症かもしれない」と相談した際、障害福祉分野の経験豊富な、大ベテラン、長老と言っても過言ではない方(でもあくまでも社会福祉士。医師ではない。)が、こともなげに「あなたが神経発達症とは全く思わない。」と断じられた。社会福祉士らしい、寄り添いや共感は全く感じられませんでしたし、結果的にもその方が断じたことは正解だったとも、間違いだったとも言い切れない。

 また、別の方に個人FBに書いているような過去の記憶を話した際も、「いい年齢をして何を言っているの?そのくらいのキズ、誰にでもある!」と一喝されました。それ(誰にでもある)が真実かどうかは別にして、それが社会福祉士の言葉??と思わざるを得なかった。少なくとも、当事者にとっては「そのくらいの」キズではないでしょう…。

 今は私自身、「傷が癒えたとは言えないけれど、ある程度客観的に見れるようにはなってきた。」と自覚しています。

 7~8年という時間が、痛みを和らげてくれたこと。その間、関連領域として、ACEや大人の愛着障害という知識を得たこと。当事業所を開設し、「代表」という立場になったこと。そしてその事業所は、代表自身のこの経験があるからこその、「当事業所の約束」を掲げることが出来たこと。等々の要因がございますが、それはもしかしたら、当事業所代表自身が「社会福祉士」という専門職であったから可能だったことかもしれない。

 当然、そうではない方々も(むしろその方が)多くいらっしゃいますよね…。言葉は刃物にもなり得ること。通常の理解力であれば容易に届く(理解出来る)はずの言葉でも、その方の精神状態によっては届かない場合もあること。知って欲しいと思います。「止めて。」という言葉を受け止めることが出来なかった時、相手の方から「”解らないフリ”は止めて!」と言われたことがあるけれど、今思えば「確かにそうかも…。」と冷静に振り返れるけれど、その当時は本当に「届いてなかった」のだと思う…。

 勿論当事業所代表自身も、一社会福祉士として肝に銘じたいと思います。

 

 

 

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